「会いにいける社長プロジェクト松山洋と遊ぼう全国行脚」福井県編

最初に「福井県編」を書こうと思ったのは「参加者視点」で書いた事がまず一つ目。平日開催でどうしても仕事の都合で来れなかった友達がどんな内容だったか知りたがっている事が二つ目。社長サイド視点(公式)とユーザーサイド視点(非公式)があったら面白そう。という勝手な思いつきが三つ目。この企画が大成功に終わって10年後の30周年記念もまた何かやってほしいってのが四つ目・・・いや、違うかな?それらしい理由を幾つか挙げてみたものの、やっぱり「楽しかった」のが最大の理由

福井県のミーティングはサンジゲンの松浦社長とCC2松山社長のW社長による業界トークという豪華内容付き

 

参加者視点に書いた事と重複してしまいますが大事な事なので2度言います。


「ファンミーティング」なんて銘打ってあるけど参加は誰でもOK

「ゲーム好き(ぴろし社長)によるゲーム好きの為の飲み会」

もっと砕けた言い方をするなら「ゲーム好き同士が集まってあれが好きだ、これが好きだとワイワイ騒ぐ面白空間」

さらに付加されるのは、Google先生wiki先生や2ch先生も教えてくれない「生の最新情報」プラス「業界情報(噂話や裏話含む)」

メニュー1品数百円の居酒屋がゲーマー&業界希望者垂涎の情報発信基地に早替わり!一夜限りの期間限定ですよ?

もちろん前述したように純粋にゲームや漫画談義に花を咲かせるもよし、怪しい噂話の真相を聞くもよし、時間の使い方は自由です。

どうですか?このイベント?そそられません?^^くどいよ!って思う人もいるかと思いますが、この日は本当に色んな偶然が重なり過ぎて感情の整理が大変だったので…参加者の意見を述べさせてもらえるなら「最高」のメーターが振り切れた!です。あとお勧めする理由としてはこの機会に「本気だと公言する人だけが持つ本物の熱意」にちょっとだけでも触れてみて欲しい。自分がそうであるように業界や業種は違えどその熱は伝播する筈です。 こればっかりは参加しないと理解できないのかもしれない!けれど少しでも伝わるよう目一杯書きます。

 

それではファンミーティング福井県編始まります。

 

 

 

 


あなたは「自分の人生に影響を与えたRPGを3本挙げろ」と言われればどんなタイトルを挙げますか?自分なら「クロノ・トリガー」「WILD ARMS」「.hack//」の3本(発売順)を挙げます。

特に後者2つはその作品を通してネットで知り合えた人も多く、その後リアルでも交友関係が続いているので多大なる影響があったと言っても過言じゃないです。

そんな作品の1つを作った社長が自分の都道府県で飲み会を開いてくれる。

これは「行く」以外の選択肢が浮かばないから、この企画はまさに「渡りに船」としか呼べない企画だったわけです。

だからこそ、ここからはデリケートに書かなくてはいけない・・・、スチュワーデスがファーストクラスの客に酒とキャビアをサービスするように。事細かに書きすぎるとぴろし社長が偉い人に怒られる可能性や、今後の飲み会で情報規制を敷かれたくないからそれは避けたいのです。もちろんファン目線では面白いでしょうが業界関係者からしてみたらアウトな内容もあるかもしれませんのでフィルター版で申し訳ない。ディレクターズカット版だと地雷原の上でタップダンスになってしまう可能性もあるので・・・、本当にタップダンスしそうだよ社長w

社長があなたの都道府県に来た時に会話の種として聞くか、何処かのイベントでお会いした時にでもシチューさんを捕まえてくれれば2次会の肴にでもしましょう。

 


追記※ 名古屋ミーティング第2部の席で「いいよ(´∀`)b、シチューの好きに書いちゃいな!」主催者から規制解除版の許可出ましたwではお言葉に甘えて書きましょうとも。

だって、CC2の松山社長とサンジゲンの松浦社長の豪華コラボですよ?知りたくないですか?自分なら知りたい、他都道府県では一体どんな内容で盛り上がったのかを。

参加者5人のうち、主催者のぴろし社長をカウントしない場合、松浦社長とY氏は特別枠みたいなものなので純粋な一般枠の参加者って自分含め2人というのは実に勿体無い気がして、普通ならもっとデカイ会場にお客集めてお金とれるレベルですよ?思わず「大きなシノギの匂いがするな」とかいう台詞を言ってしまいそう。そのおかげで凄く話せたので役得でした。なので参加者視点では5人ぐらいの参加人数ならプラチナチケットと表現してます。

 

あとここからは自分の心情やらも書くので台詞口調が入り混じります、多少読みづらいですがリアリティを持たせる為ですご容赦を。

 

 

 

実はこの企画を知ったのは福井県開催の1週間前のだったので凄く焦った。

平日開催・・・開始時間は仕事の定時はとっくに過ぎてるけど、いつものこの時期ならまだ仕事してる時間だ・・・間に合うかな?

いや、間に合わせないと多分ずっと後悔しそうだ!開催日が6月頭なので前月の月末処理の期日を前倒しで云々、人間やる気になればなんとかなもので、栄養剤のドーピング付きでなんとかスケジュールを組み、そんな楽しそうな席に参加するんだから「酒!飲まずにはいられない!」とDIOよろしく飲酒したいので上司に週末夜間の緊急対応をお願いした。焦った理由の一つが今の職業。飲酒をする際は勤務時間外、休日であっても事前に会社へ連絡しておかないといけない等、面倒な制約が多い。

これが念能力の制約なら相当な能力得れそうだよ団長。ともかく条件はクリア。


そして「戦とは、戦うまでに何を準備するかで決まるのだ」って『ドリフターズ』で第六天魔王も言ってたことだし、せっかく福井に来てくれたので何か渡したい。って事でとりあえあず賄賂・・・じゃなかったお土産を買おうと画策。物だとかさばるだろうから電車移動中でも食べられる福井産の和菓子とかよいのでは?と思い至り幾つかピックアップ。サンジゲンの松浦社長も参加するってことで更に豪華な内容になりそうだ。あとツイッターで呼びかけてみたけど福井県内の参加者が見つからない、一体誰が参加するんだろう?知ってる人かな?飲み会までにお互いの事とか少しでも情報交換とかしておきたかったけど仕方が無いか。

4人いるならファンミーティング福井四天王ってことにして、遅刻しようものなら

「〇〇さんが遅れているのか・・・奴は我等の中で最弱」とかやってみたかったのにw

その辺は出たとこ勝負でやるしかないか

 

当日19時15分に会場に到着。居酒屋?ってより看板メニュー見ると丼屋、定食屋って感じがする。暖簾をくぐると無愛想な亭主が「メニューは?」って尋ねてくるから「ステーキ定食」焼き方は「弱火でじっくり」って答えると奥の間に通されたりするんだろうか?

・・・いかんいかん、『HUNTER×HUNTER』の妄想に浸ってる場合じゃない。今度こそ本当に暖簾をくぐると、そこに居たのはバイトのお姉さん。予約者名「サイバーコネクト2松山洋」での予約を伝えると「二階席へどうぞ」と案内される。TLを確認するにまだ社長しか居ないのではないだろうか?

二階席への階段を上がり突き当たりの右奥、真剣な眼差しでスマートフォン画面を注視しながらせっせと何かしているぴろし社長を発見。

ゆっくり歩を進めると「ドドド」とか「ゴゴゴ」とか背景に浮かびそうなぐらいの距離まで来た、荒木先生作画みたくなってしまいそうだ。これが近距離パワー型のスタンド同士の間合いだ…西部劇のガンマン風に言うなら『ぬきな!どっちが素早いか試してみようぜ』というやつだぜ!

やばい緊張してきた、鼓動がうるさい。なんて挨拶しよう?…落ち付けシチュー、素数を数えて落ち着くんだ、1、3、5、7・・・KOOL、そう、俺はKOOL。しかし一体何の話題から話そう?と考えが纏まらないまま挨拶。自分の名前とHNと今の職業を明かして名刺交換を行い、フライングでファンミーティング開始。

「広島では失敗しちゃってね、忘れないうちに先に渡しておくわ」と20thありがとうミニ缶バッチを取り出す社長。それを受け取りながら平日開催なので仕事のスケジュール詰めまくって強引に参加した話や、福井県は基本的に車社会で会社まで車通勤で片道1時間掛かる話、社長の「19時開始だから遅刻した!」と思って焦ってきてみれば実は19時半で予約してあって誰も居なかったよ(笑)って話や

「君はなんでシチューってHNにしたの?」って取り留めない話、アプリ「ニューワルド」や「フルボッコヒーローズ」の話、「何か頼む?」って聞かれたけど(実際社長はもうビール飲んでるw)、実際まだ時間前で皆揃ってないので「皆そろってから頼みます」と答え、ふと社長のスマホに目が行くと自分もよく知る画面が映し出されてるw

一人で待つ間スマホ弄ってたのは、仕事のメール確認かなと思ったら、実は『ニューワールド』で仲間にしたマルタの好感度を上げまくってた社長w

真剣な眼差しでスペシャルプレゼントを渡してマルタの頭なでなでしてただけwという社長の一幕を垣間見れたせいか最初の緊張は何処へやら。

本音を言えばフレンド申請したい!だって『ニューワルド』作ってる会社の社長が誰も見ていないところで自社のゲームで遊んでるんだぜ?w・・・”幸いまだ周りに人は居ないし”とダークシチューが囁くが・・・待て待て、いくら社長がフレンドリーで接しやすくても流石にそれは駄目だと思う。「LESSON4」・・・敬意を払え、だ。・・・ありがとう、ジャイロ。などと心の中で葛藤をしている内いる内にミーティング定時刻の19時半に・・・あれ?おかしい・・誰も来ない。(新手のスタンド使いの攻撃か?!)

「他に誰が来るんですかね?ツイッターで呼びかけたけど他の参加者と全く連絡取れませんでした」って事を話すと「参加者のうち2人は業界関係者みたいなものなんだ」って社長のほうは当たり前だけど参加者把握してるっぽい。

金曜日とはいえ平日開催という事と、交通手段が電車は考えにくいので駐車場探しかな?(前者でない理由として福井の電車事情はは普通線も新幹線も1時間に1本あるかないかなので)

「他の都道府県でも結構遅刻組いたり、”ツイッターを見て着ました”って飛び入り参加もいたよ」って話を聞いて「それチケット買ってないですよね?ありなんですか?」思わず聞いてしまった。

「だって折角来てくれた人達に”申し込み受けてないですから”なんて理由で断れないじゃん」とニカっと笑う社長。

なにそれ漢前すぎる!そんな裏技参加方法があったの!?だけど参加しようと思う良識人は事前にチケットを買おうな、シチューさんとの約束だ。

 

そんなやり取りをしている内にサンジゲンの松浦社長とその友人Y氏が入店。

自己紹介2回目、お互いに本名とHN、職業を紹介し合い、ミーティング中は名前かHNで呼ばれるので好きな方を選択できる形式で行います。

「シチューと呼んで下さい」って言ったら「何故HNシチューにしたの?」って、またそこから説明からですかw シチューの名の由来はアニメ『劇場版カウボーイビバップ天国の扉』の冒頭で登場する通称”説教強盗”の台詞から取っています。

 

松浦社長といえば『アルペジオ』や『ブブキ・ブランキ』で有名なサンジゲンの代表です、そしてその友人Y氏。松浦社長の幼馴染らしく「いや~、飲み会の前日に松浦から連絡があって「お前の分のチケット買ったからw」と言われて参加になりましたw」

「あとこれお土産です、福井県産の鯖のへしこです。ご飯のお供やお酒のつまみに最適です」とさり気ないタイミングで渡す仕草を見逃さなかった・・・俺でなきゃ見逃しちゃうね

 あ、この人デキる人だ、営業も兼務している社会人の俺には解る。危ない、危ない”福井県産の物でかさばらず、貰っても相手に気を使わせない食べ物”までコンセプト被ってました。「実は自分もあります、松浦社長の分も」と鞄から出そうとすると社長から「もしかして、お土産の中身被っちゃったか?」と苦笑いされましたがY氏はしょっぱい物、自分は甘い和菓子なのでセーフでした。今は違う職業だけど元々は洋ゲーローカライズして販売する仕事についていたそうです。


現時点で一般人は自分だけという・・・悟空ぅー!早く来てくれー!という緊張があったのか、それを察してか「大丈夫、僕も一般人枠だからw」と和ませてくれるY氏、良い人だ(*´∀`)

あと松浦社長からも「こっちもお土産あるよ」とブブキ・ブランキが表紙のメモノート(イベント会場用)とサンジゲン10周年記念カプセルステーショナリーを頂きました。ありがとうございます!

Y氏「20周年記念になったら松浦も同じように全国行脚すればいいのにw

松浦社長「ちょっとwww偉い人達にマジで怒られるからwやめてw本当にw」

幼馴染だけあって遠慮しない無茶振りwww是非お願いします!w

そして、やっぱりというか案の定というか、ぴろし社長も全国行脚発表した後で、各方面から色々言われたみたいです。それでも「感謝を伝えるなら直接こっちから出向かないと!」とゴリ押しを押し通したから実現した企画。

松浦社長のつぶやきにもあったけど本来この社長たち、仕事山積みで平日のこの時間に飲む余裕なんて無いはずなんですが^^ ・・・そうか!これはあれだ!

『吼えよペン』の炎燃先生の忙しい時だからこそ「あえて遊びに行くぞ!!!」理論だw

本当に実践してる人達初めて見たwwwもしかしたら面白い物づくり最前線はこういう人達じゃないと勤まらないのかもしれない。なんかそれぞれお互いの会社の販売元に「飲んどる場合かぁー!」って叫んでるナチス軍人みたいな人絶対いるだろw

とりあえず人数も揃ってきたのでファンミーティング正式に開始。

 

 

まずは乾杯からと、飲み物頼む時にY氏はウーロン茶だったのでぴろし社長に「飲まないの?」って聞かれて「車の運転があって、ここから家まで1時間程掛かるので^^松浦も送っていかないといけませんし」と答えるY氏。

ぴろし社長「あれ?そういえばさっきシチュー君も同じ事言ってたよね?」

んん?そういえば・・お互いの住んでる住所を確認し合い、衝撃が走る!

松浦社長、Y氏、シチュー。今この場に偶然居合わせた三人が福井県の辺境とも呼べる同じ地区出身!いくら田舎の県だって地区数はそれなりにあるのに!しかもこの会場から30km以上離れてる地区なのに!何このシンクロニシティ

この二人と実は同窓生だったという事実、超先輩だったw一体どんな確率なんだろうか?天文学的な数値になりそうだ・・・。そこからはぴろし社長を交えて地元区ならではのローカルトーク、なんだろうこのアットホーム感w

その地区は特に田舎なので小学校、中学校はエスカレーター式になるから同級生、先輩後輩が全員幼馴染になるって話や昔は少年ジャンプの発売日が火曜日だった等々、Y氏と自分はお互いに「どこかで見た顔だ」ってのが第一印象だったらしいw2人と年齢は一回り離れてるけど近くなので何処かですれ違ってるかもしれない。

「ところでシチュー君は今期何のアニメ見てるの?」と松浦社長らしい質問

「全部です、見れるやつは全部」「ほう、全部」

「お!同じだw」となぜか嬉しそうなぴろし社長

「俺たちのは仕事でしょうが!w」と返す松浦社長に「違うよ?アニメが大好きだから(´∀`)b」めちゃくちゃ良い笑顔で言い切ったよw流石はぴろし社長だぜw仕事と趣味が同義って凄いw

自分の視聴スタイルは絵柄、ジャンルの好き嫌いせずにとりあえず3話まで見て、視聴継続か、一挙放送の時にみるか決めてます。数が多過ぎて追いきれなかったり、視聴しながら寝落ちは日常茶飯事ですがw

 

そこへ最後の参加者、みさきさんが合流

やっぱ平日開催だと遅刻するよね^^かく言う自分も仕事上の裏技使って時間調整した口なので(苦笑)全員揃ったところで自己紹介(3度目)

ぴろし社長「え~、私は」と自己紹介をはじめようとするところで

一同「もう知ってる(ます)!」と以下略されてしまうぴろし社長w

それにしてもツッコミのタイミング!事前にリハーサルしたの?ってくらいバッチリ過ぎでしょwww

そして再度乾杯!社長すでに3杯目だし、ウーロンハイ頼んだのになぜか間違えてコークハイ持って来たバイトのお姉さん。間違えに気付き、「すみません、新しいものを用意します」と引っ込めようとしたお酒を「いいよ大丈夫、それ貰います^^」と受け取るぴろし社長。

この人は正真正銘の紳士だぜ!!とかスピードワゴンみたいな事を思ってしまいましたwこれはネタとかじゃなくて本当に紳士なんですよ。他にも普通こういう場で携帯チェックは失礼じゃないですか。自分の仕事の制約その2、”定期的に仕事用の携帯に緊急連絡入るかもしれないので確認しないといけない”。その事を申し訳なさそうに伝えると「大変だね^^でも、仕事用ならこっちもあるよ!」と社長が鞄から取り出したのはAndroidスマートフォン。プライベート用はiPhone。「なんせほら、両方でアプリの動作確認しないといけないからw(*´∀`)」とこっちが気を遣わなくてもいい様におどけてみせたりとマジ紳士なんすよ。

 

 そして松浦社長からみさきさんへ、先ほど自分が貰った物と同じもの(メモと10周年記念品)をプレゼント。

「10周年といえば」と自分の鞄から取り出したのは『サイバーコネクトツーの10周年記念史”10年の軌跡”』劣化や日焼けを防ぐため暗室で保存してきました。

「10年前に社員と抽選でファンにも100冊だけ配ったやつだ!んで後で偉いさんにめちゃめちゃ怒られたやつ!(キャラの版権やIDで社長の自覚が云々)」

10年前のサイバーコネクト2のロゴ(当時ロゴデザインは赤がモチーフ)と10年前に書かれたぴろし社長のサイン。

「早くめくろう!」ぴろし社長のテンション高いw

松浦社長とぴろし社長が同時に記念史の10年前のぴろし社長の写真見て「「若ッ!」」www

表紙めくった所へ20周年のサイン入れてもらいましたありがとうございます、また10年後にサイン貰います。

「折角だから」とY氏に自分とぴろし社長の2ショットを10周年記念史を広げた状態で撮影してもらいました。

 

そこからはようこそ福井県へ!で始まり

 

駅前なんかも恐竜アピールしてるけど恐竜が発掘されるのは極々一部の地域だけとか、ここまでに訪れた都道府県の専門学校とファンミーティングの話をしたり、今後訪れる県の話だったり 。そして気になる今後といえば

「明日金沢ですよね?」「そうだね」

石川県金沢市といえば

.hack//Liminality vol.1の舞台となった聖地

「ってことは明日は徳岡さんスタイルになるんですか?紫シャツに丸サングラスでw」

「そうそうw・・・っておまっ、それ唯の怪しいおっさんやないか!www」

ノリツッコミ完璧じゃないですか社長!ときどき関西弁が顔をだしますねw初期の徳岡さんってよく通報されなかったよねwって話や舞台になった場所への下見や取材へはやっぱり行くんですか?って話。当時は忙しくてスタッフに行って貰ったので社長自身はまだ金沢へは行ったことがなく、明日も楽しみだとか。

 

 

とりあえず福井県のミーティング内容をまとめると下記のとおり


福井県に来るまでの他都道府県のファンミーティングの話(色んな人との出会い等)

・地方各地専門学校での講演、ポートフォリオを持って来た学生の話

・ゲーム業界とアニメ業界話、今までとこれからについて

・映画の配給について(主に地方の上映について)

・アニメ原作や漫画原作における版権や映像表現の話
 ナルト、ジョジョ頭文字D.hack//

・出版の話(攻略本や設定資料集など)

・ゲームハードの話、初期のファミコンからVRまで
 コンシューマゲームの変遷も入ってるから『ハイスコアガール』直撃世代ににはたまらない内容

・日本や海外のゲーム市場の話
 コンシューマゲームソーシャルゲーム、オンラインゲームについて
 派生でRPG話(いわゆるJRPGや海外のRPGについて)

ざっとダイジェストで書いてもこれぐらい。細分化すればもっとある気がする。

 

 

ここからは上記の会話の中から幾つかのピックアップ形式で、全部書きたいけど書いたら多分文字数オーバーするし、文章として読むより参加して社長本人から聞くほうが絶対楽しいのでwちょいちょい追記はするかもしれないけど。

 

 

 

では業界の話になった時の会話から抜擢します。

聞いてみたい噂は数あれどやはり気になるのはこの話題。

 「この業界ってやっぱりブラックなんですか?」

言ったー!地下闘技場で「達人は保護されているッッッ」と言い放った司会者並に踏み込んだ質問をするみさきさんw

地雷原でタップダンスどころか震脚しちゃった。確かにこれは会社説明会や講演会では聞きづらい質問だwファンミーティングならではの質問かもしれない、それにもキッチリ答えてくれるぴろし社長。

「うん、ブラックだよ、ほぼね。

変にぼかしたりお茶を濁したりしない答え。やはり某掲示板やクリエート系の漫画・アニメで描かれているのは事実。

「面白い物づくりを追求すると何処までもキリがないんだけど、それでも納期は迫ってくる。それでも遊んでくれるユーザーの為にギリギリまで面白くしたい。綺麗事(面白いゲームを作る)を命懸けで実践するお仕事さ。するとやっぱり最後のほうは総力戦になっちゃうから、労基的に見ればアウト」

ただ、まだここで終わらないのが流石というか何というか

「ただしこれも若手の育成と同時に、これから業界全体で取り組んでいかなくてはならないことの一つ!小さい子供に”夢を与える”を作る仕事が、いつまでもその親から後ろ指を指されるような仕事内容じゃ駄目だ!って話だよ」

人材不足を補うには、1人当たりの負担がどうしても増えてしまう。その負担を少しでも軽くするために自分達には何が出来る?と考えた結果、若手の育成の着手と業界の入口までの案内役になれればと始めた事。本当に熱い、冷却水代わりにキンキンに冷えたお酒飲むけどちっとも冷えない、むしろヒートアップするばかり。

 

「あと社長!ネタバレ禁止なんか無いって言いますけどね。これについては一言言いたいです!本当に凄いなこの人www

エアマスター』のジョンス・リー並に踏み込むみさきさんw
ぴろし社長の口癖のひとつに「ネタバレ禁止なんて存在しない」ってのがあります。
元々これは本当に好きならゲームだろうと漫画だろうとアニメだろうとすぐにチェックするはずだ!っていう(業界に身を置くならそのぐらいはしないと駄目)って所からきてる発言だった気がするけど

「そもそも、ネタバレ云々の前に福井県では上映すらしない映画や放送しないアニメだって多いんです!そこは地方だから仕方ないかもしれませんが、楽しみにしていたのを放映日が早いってだけでネタバレされた時なんかは・・・」
確かに!今でこそ有名な作品(アニメ関連)と認知されれば上映してくれる映画館はありますよ、それでも場合によっては上映が数ヶ月ずれたりするし、ドットハックも当然ながら福井県では上映してません。自分はどうしても劇場で見たかったので大阪まで遠征しました。あとアニメも今でこそインターネットが普及して、例えばバンダイチャンネルニコニコ動画などで見れる作品も増えたけど見れない作品もあるからなぁ。
「すまーーん!」その辺は軽率だったと謝罪する社長。ここで社長の事も凄いなと思ったのは「それはCC社内の話」とか「受け手のニュアンスの違い」とか言わない。
少しでも己に非があると認めれば素直に謝るその姿勢、社会人として見習わないといけないと思うと同時に、社長としてだけではなく松山洋一個人としてもファンと対等に向き合ってくれるその姿勢。今回のミーティングの今まで社長の事を少し誤解していました。社長はそういう主張は絶対曲げない人だと思ってましたから^^そしてそれは会って話し込んでみないと分からないこと。アクセルフレーズや社長の記事の発言だけを読むと受け取る人によっては”傲慢”だとか”ワンマン”とか思うかもしれない。けれど話してみて分かったのは”あの台詞は他の誰でもなくまず自分自身に言っている”だなと。鼓舞するため、有言実行するために。社長の事知ってるようで全然知らなかったんだなと。そういう発見があるのもファンミーティングの楽しさなのかもしれない。

 

 

あとこの話も忘れちゃいけない。これも業界話で今後の展開としてカナダのモントリオールにスタジオを構えるってなった時の話。

.hack//みたくアメリカのサンディエゴじゃないんですか?w」と思わずツッコミを入れてしまった。

「そこはほら、サイバーコネクト社は悪の会社だからw」とぴろし社長。悪の会社てwww

「よく自らの会社の名前を悪の会社名にしましたよね」みさきさんも気になってた様子、やっぱり同じ事思うよね。


.hack//の作中において、サイバーコネクト社(CC社)は”プレイヤーが意識不明の昏睡状態に陥る”いわく付きのオンラインゲーム『The World』発売した会社。裏では情報操作や隠蔽工作、最終的には殺人まで関与してる黒い噂の絶えない企業。アメリカ、サンディエゴに支社がある。


「それはね・・・」と話始めるぴろし社長、そこから”悪の会社サイバーコネクト社誕生”までの経緯が語られる。

「消えたんだ・・・社長が、ある日突然・・・なんの前触れもなく・・・」

なん…だと…!チャドの霊圧が消えた…じゃなくて社長が消えた。

確かに業界噂話の中で関係者が消えたって話は良く耳にする話。けれどプログラマーやグラフィッカーではなくトップである社長が消えた。これにより前身であったサイバーコネクトは無くなる事に。それから緊急集会で話し合いを行った、なんせ会社がなくなってしまうのだから。社員を集めて話し合いの結果、皆で資本金を出し合い会社を継続。ぴろし社長をトップとしてサイバーコネクトツーとして新たに会社経営が始まるわけです。
社長は「まぁ大変だったw」と一言で片付けてたけど。その大変さは並じゃないはず、なんせ会社が無くなった事実は消えないのだから。
取引先からの信用を失うのがどれほど怖いことなのかは社会人になっている人なら分かる筈。おまけに一度失った信用は取り戻すのが物凄く困難で下手をすれば取引停止だってありうるから。
ジョジョ奇妙な冒険第5部』でもポルポが「人が人を選ぶにあたって、最も大切なのは”信頼”なんだ。」って言ってたし、社長は信頼に応える人物だったからこそ会社の信用を失わず乗越えられたのかもしれない。

それから開発中だった.hack//を製作するにあたって「『The World』発売した会社名をどうしようか?」となる。なんせ上記で記したように裏では悪い事を行う会社なんで社名には慎重を期さないといけない。

そしてある時、打ち合わせを行った際に販売元から言われたそうです。「サイバコネクトツーさんは良い会社だけど、前の会社のサイバーコネクトさんは悪い会社だよね」と。

この発言でティンと来た!「『The World』発売した会社名はサイバーコネクトにしよう!」となって決定したそうな。

災い転じて福となすってレベルじゃないぞ!それすらもゲームに反映させて面白さの1つに昇華させようってんだから・・・敵わないなぁ、本当に敵わない。これだからサイバーコネクトツーのファンは止められないぜ!w

 

そして上記の会話の流れで出版の話になった時のこと。

CC2社と言えば.hack//フリーペーパー誌をはじめ、膨大な量の資料集、特に.hack関連はメディアミックスを含み何かと書籍関連出してたりします。社長自身も『熱狂する現場の作り方』の著者でもあるし、生々しい話かもしれないけど聞いてみたいじゃないですか。ゲーム会社に実入りはどれぐらいあるのか?って。

「ゲーム関連書籍はいうほど儲けがないんだ(´・ω・`)

 SNSが発達した今、ゲーム攻略は発売日の次の日にはまとめwikiに載ってたりするし今日び攻略本なんてまず売れない。攻略本全盛期なんかは人を殺せる分厚さを誇ってたのにwって話や

「儲け出ないのによく.hack//G.U. the world 発刊できましたね^^」

.hack//G.U. the worldは毎月1冊ずつ発刊していた.hackメディアミックス雑誌。vol.12まである。

「それはね、角川さんを〇〇ピーー!(自主規制)して作ってもらったから(*´∀`)b」

「新世界の神だ」だって言ったDEATH NOTEの月ばりに悪い顔してますよ社長

ぴろし社長、いや、ぴろ神。あなたが神か?(紙媒体だけに)

駄目だ駄目、いくら情報規制解除版でも書けないよ社長w

 

そして雑誌といえば「自分が最初に.hack//を知るきっかけになった雑誌って何だか分かりますか?」と尋ねてみる。

「えっと、ファミ通とかじゃないの?」と首をかしげるぴろし社長

「『月刊ムー』ですよ」
「うっそだろ?!知らない!あの雑誌で扱われてた事自体知らないwwwあの雑誌で扱ってたの?.hack//を?本当に?」

ぴろし社長がこう言うのも無理ないかも。なぜなら『月刊ムー』とは未確認生物やら未確認飛行物体、超古代史、都市伝説、予言に魔術、怪談やらの記事で構成されてる怪しげな雑誌だからです。載ってたのは.hack//拡大感染の発売数ヶ月前の号だったかな、都市伝説のコラムで紹介されてたような。むしろそんな雑誌で取り上げられたゲームだからこそ凄く『.hack//』に興味が沸いて手を出したという。当時.hack//SIGNは福井県じゃ放送してなかったので後からDVDで買った派です。

 

 ちなみになんでそんな雑誌読んでるの?厨二?という疑問にお答えするなら、厨二に関しては否定しないけど、読む本に関しては凄い雑食なんです。興味さえ沸けばどんなジャンルでも手を出すという節操のなさ。

 

 

 

 松浦社長「君らさ、そんなにゲームとか好きならこっち側(ゲーム・アニメ業界)へ来ようと思ったこと無いの?」と鋭い質問が投げかけられる・・・

あー、やっぱりそこに触れますよね。そこはシチューさんにとって心の闇というか。その感情は10年前に心の一番深いところへ押し込んだ感情だ、自分にとってそっち側は『すっぱい葡萄』って事にして。

「実は・・・」と話を切り出したのはみさきさん。ここで分かったのはみさきさんも自分もかつてゲーム業界へ憧れ、紆余曲折あって今は2人とも別々の業界で働いているという事。そして2人とも元ブログラム畑の人間だったって事。一人でゲーム作ろうと思ったら最初はプログラム覚えるしかないから。あと自分の場合はどこかの書き込みで「プログラマーはどこも不足してたりするから業界に入るならプログラマー職が手っ取り早い」と見たからだったような。

なんだろうこれ?類は友を呼ぶというか?自分と同じ区の人達の次は、自分と似た境遇の人が来ましたよ。このファンミーティングは『SBR』の”悪魔の手のひら”みたく特殊な磁場でも働いてるんだろうか?そりゃあ10年前の当時は働くかもしれない業界だから調べました。けど出てくるのは某板の元業界人やら自称現役の人の真偽が解らない匿名の書き込み、各ゲーム専門学校のHP、あとは謎の教材等々。知りたい情報はそれじゃない感。自分達2人の意見をまとめると、まず業界全体が不透明過ぎて手に入る情報の正誤の判断が付かない、ヒットゲームを出しても消えていく会社が多く、黒い噂も絶えない。就職先としては不安定過ぎるという点。当時は都心部でやってる業界セミナーに一回行くだけで交通費、宿泊費、食費合わせて5万円は越える。おまけに参加者が少なくても50人以上はいるから聞きたい質問があっても挙手して1回聞ければ良いほうだったから。今回のファンミーティングみたく聞きたい事を聞きたいだけ聞けて、その問いに対して親切に業界の事を教えてくれるところなんかなかったからなぁ^^

「すまん!それは我々にも責任にがある」と頭を下げるぴろし社長。いや社長は悪くないですよ

「当時は自分達も必死で前だけを見てがむしゃらに仕事をやってたから、若手の育成とかまでとてもじゃないけど手が回らなかった」

なんせまだ出来て半世紀も経ってない業界だ。ほぼ手探りで模索していくしかなかった。そこは間違ってなかったと思う。ただその結果として今の状況を招いてしまったと。今の状況というのは今業界を引っ張っている人達は当時からの人達がそのまま年齢を重ねただけに近い状態。これだと何がまずいのかというと、40代のおじさん達が「これは神ゲーだろう」と意見を出し合って製作してもそのゲームが受ける年齢層は良くても20代後半まで。もっと若い層にも受けるように作らないと市場ではなかなか売れない。だからこそ10代20代の若い感性をもった人達が必要になる。ただ、そんな想いとは裏腹になかなか合格ラインに達する新卒がいない。それでも人手は必要だからと中途採用で人を増やす。この図式だと一向に若手が増えにくいし、育たない。これじゃ駄目だと思った。

だから今ぴろし社長は「スーパーゲームスクール」、松浦社長が「サンジゲン・クリエイティブ・サーキット」を企画し、それぞれ若手の育成に力を入れようとしている事。
業界への入り口を少しでも広げるために学生、フリーター、他業種からもやる気があるなら未経験でもOKという間口の広さ。

「あーこれ、うちの企画サイバーさんにパクられたやつだw」と松浦社長が苦笑いしつつ「いいじゃん(*´∀`)業界のためだよ」あっけらかんと返すぴろし社長

良いものはパクリまくって空手を完成させようとする『バキ』の愚地克巳みたいな手法だなぁwww

けれど”言うは易く行うは難し”って言葉があるように簡単じゃない。まだまだ問題が山積み。「会社も経営しなくちゃいけない」「若手も育成しなきゃならない」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが、「社長」のつらいところだな。
覚悟はいいか?オレはできてる。パッショーネの幹部ですかwww

 だから思わず聞いてしまった「怖くないんですか?」って。
だって業界最大手の会社ならまだしも、会社の規模や資本金からいえばそこまで余裕があるようには見えないから、社長には見えてるものがあるのかなと。

「怖いよ、行く先に水先案内人なんかいないからね。怖いし苦しい時もある。それでも好きでやってる事だからそれ以上に楽しい。だからこそやりがいがある」

”大変だけど楽しい”とそう笑顔で言う社長達。

この人達『大東京トイボックス』の天川太陽みたいというかリアル天川太陽じゃないか

 

  そこからは堰を切ったように10年前聞けなかった事や教えて欲しかった事を片っ端から聞いていった。その途中で感極まって泣きそうになったが駄目だ、エンディングまで泣くんじゃない。そして、このゲーム業界とアニメ業界の最前線を走っている社長達も何も最初から順風満帆でその業界で躍進していった訳ではなかったという事。ぴろし社長はコンクリート会社の営業として、松浦社長はスーパーマーケットの店員としてが社会人のスタート地点。そこから如何にして今の場所へ辿り着いたかはここに文章として書くより是非飲み会の席で聞いて欲しいんです。「成りたい自分になる方法」をと、絶対面白いですよ。それにこれって違う業界に一度は就職したけど、まだ業界に未練のある人にとっては凄い希望になりません?…というか松浦社長の元勤め先のスーパーマーケット、家の近所なので間違いなく小学生か中学生の頃にニアミスしてますよねw

 

そんな感じで主催者のぴろし社長含めて5人だから、一つの話題を深く掘り下げたりして全く話題が尽きないし、時間が経つのを忘れたってぐらい話し込んでいた気がする。
気が付けば、熱々だったスフレオムレツが萎んでしまったり、おでんが冷めてたりで、食べないのは勿体無いし、なんだか『アヴェンジャーズ』のシャワルマ食べてるシーンみたくなってしまったけどそれだけ会話に熱が入ってたってことでw

松浦社長も言っていたけど、この5人ていう人数が凄く絶妙な数なんですよ。一人が話題を切り出せばそれがソロになり周りがそれに合わせて即興セッションを始める。まるで『BLUE GIANT』のジャズライブのよう。凄ぇハゲしくて熱い。
おまけに席位置も良かった。他のお客さん達から随分と離れた島の席なので多少大きな声で話しても大丈夫という好条件付である。

改めて「どの辺が楽しかったの?」と問われるなら、これは「楽しい」や「面白い」の定義を突き詰めれば嗜好を含む「個人の主観」なので説明が難しいですが書き出します。例えば、友達と映画に行って感想を言い合う際、役者の演技についてやストーリー構成の話題はOKだけど、CGやらエフェクトやらの話はNG(マニアック過ぎてついていけないから)って線引きがあったりしませんか?自分はあります。例えるなら『木根さんの一人でキネマ』みたいな感じ。なので大抵の人には基本セーブした感想しか言ってません。(これが意外とフラストレーションが溜まる)けれど、この社長達は違った!言ってみればゲーム好き、アニメ好きの最上位互換の人達なのでどれだけ濃い話しても全く引かないし、むしろ「こういう表現は大変っだった」とか実際に生の現場の意見で話題に乗ってくるので会話が大いに盛り上がる。
感覚で言えばこちらがアクセル全開でペダルを踏み込んで引き離そうとしても、追いつくどころか余裕で抜き去ってくれる。最高速度は向こうが上。ずっとこういう人達とこういう会話がしたかったという憧れもあるかもしれない。これを楽しい以外にどう形容すればいいんです?w

 

そして本当に楽しい時間のいうのは過ぎるのはあっという間である。19時過ぎからフライング気味に始まったファンミーティングも気が付けば22時半に近づいてる。お店の予約は21時半までだからとっくに時間オーバー。けれどお店側から何も言われないのは、定刻を過ぎた辺りで社長がこっそり席を立った時があった(金庫を手にしていた)からもしかしたら延長してくれてたのかもしれない。そういうさり気ない気遣い、そこにシビれるあこがれるゥ!

最後にバイトのお姉さんに社長のアイフォン渡して集合写真。みんなで肩に手を回してスクラム組むようにカシャっと1枚。みんな凄い良い表情してます。

 

 

別れ際にぴろし社長に「ファンミーティングの事ブログに書いていいですか?」って尋ねたら、私は一向に構わん!って烈海王見たいなニュアンスで「もちろん!なんたって(ぴろし社長は)フリー素材だから!」とめっちゃ良い笑顔。
んで「最後にもう一枚撮ろう!」って事になり、みさきさんに撮影をお願いしてぴろし社長と2人で肩組んで社長ポーズ(二本指を突き出して鉤爪みたいにするやつ)
それからガシっ!と握手。社長あんなに熱い人なのに手は意外と冷たい。

そして解散、あっという間の3時間半!


まぁ、うん。皆と別れて一人になってから少しだけ泣いた。エシディシの様にスッキリしたぜ。10年前の自分は間違えてなんか無かったから、周りに間違いじゃないと言ってくれる人が居なかっただけ。しかし凄い飲み会だった、10年前に聞きたかった事が「答えの方からやって来た」って感じだ。

 

『「ファンミーティング」はこの為に……ありがとうございます』

「ありがとう…社長…本当に…」

「本当に…」

「『ありがとうございます』…」

「それしか言う言葉が見つからない…」

 

 


『SBR』のジョニィパロディで締めくくった福井県 編 ~ 完 ~