ヒソカの乗船方法とその手段を考える

マンガ新聞に投稿された松山洋社長の「幻影旅団がヒソカに殺される順番を考える」の記事を読んで、正直やられた!と思いました。

 

DEATH NOTE』でいえば「私がLです」とLから先に名乗りをあげられてしまい、冷静を装いながらも、部屋で「くそッ、やられた!」となってしまった夜神月状態のシチューです、こんばんわ。

 

正直くやしい気持ちで一杯ですが、ヒソカの首と同じで早い者勝ちなのでしかたありません。『HUNTER×HUNTER』好きな人は誰しも一度は考えたハズです。

 

でも、そうなんですよね!

 

これが漫画『HUNTER×HUNTER』を読むという楽しみ方の一つ。

HUNTER×HUNTER 35 (ジャンプコミックス)

HUNTER×HUNTER 35 (ジャンプコミックス)

 

 次は一体どんな展開になるのか?連載毎に幾つもの伏線が散りばめられており、それを『HUNTER×HUNTER』が好きな人同士でこれから起きるであろう展開を言い合う!これが本当に楽しいんです。

 

暗黒大陸

新大陸へ向かう船上では、幾つもの思惑と登場人物が船内を縦横無尽に動き回り、情報過多で楽しいけれど大変です。なので休載期間は待ち遠しいけれど、次の展開をああでもない、こうでもないと考えたり、情報を振り分けたり整理して、オーバーヒートしそうになった頭の冷却期間にあてる事にします。

 

ふぅ、少し書いたら落ち着いてきた。

 

そして松山社長と同様にヒソカに殺される旅団員の順番をブログに書いても完全に二番煎じだし、順番が違うとしても、ちと面白みに欠けます。

 

 

 

そこでアプローチを少し変えて、記事のタイトルに戻る訳です。

 

 

ヒソカの乗船方法とその手段を考える

 

 まず最初にヒソカの乗船方法から考える事で、ヒソカが現在何層に潜んでいるか?を考えて位置を大まかに推測してみましょう。

 

1.本名で乗船 → 乗客リストに名前が載る為リスクからして考えにくい。×

 

2.偽名で乗船 → ハンター協会(十二支ん)も居る為、リスクが高い気がする。(電脳ネットで照会されると一発でアウト)しかし、幻影旅団も乗船できて尚且つ協会側もイルミから聞くまで旅団全員乗船している事に気付いていなかった事からチェックはザルで、金次第で意外といけるかもしれない。△ 

 

3.非正規乗船客として → マフィアのコミューンに入るか、彼らの扱う人身売買の奴隷(臓器ドナー含む)に紛れて。前者は隠れ蓑としては〇だけど、追い詰められると我が身可愛さに自身(ヒソカ)の情報売られる危険性があるから△、後者はボロを纏えば紛れる事は可能だけど船内を動き回るには不向きそう。△

 

4.密航 → てっとり早い乗船手段、ただ警備の観点から乗船後は必然的に第5層(一般)の乗船客に紛れるしかない。△幻影旅団もヒソカの行動をそう読んだからこそ、第5層から探しているわけだし。あー、でも彼らも密航した可能性の方が高いのか。

 

大雑把に別けるとこの4つ、ただ船上で揉め事や事件があった場合、身分証明が面倒なのが2~4。流石にあの広い船の中を誰にも見つからず、旅団を狩るのは不可能に近いと思います。身元IDや階層移動ごとにチケット使用といった制限も追加になりましたから。そして大事なのは乗り込むまでより、乗り込んでからどう自分に有利に進めるか?です。選択肢を誤れば即戦闘だってありえる状況です。逃げ場の無い船上で囲まれるのは得策ではないでしょうから

 

 うん、普通に考えると無理ゲーくさい。

 

 

なので一度リセットして考え方を切り変えます。

 

そもそも読者が普通に思いつく方法でヒソカが乗船するハズがない

 

だって作者が冨樫義博先生だもの。

 

控えめに言っても物語を考える天才だと思ってます。「本当は地球人じゃなくて、ドグラ星の出身なんじゃないの?」とも思えるぐらい。

 

だから冨樫作品を何度も読み返しているプロ読者は同作者の漫画『レベルE』のバカ王子に対するクラフト隊長の思考に近いものがあるんじゃないでしょうか?

 

 「あいつ(冨樫先生の漫画)の場合に限って、常に最悪のケースを想定しろ。 奴は必ずその少し斜め上を行く!!」

 

あ、なんかそんな気がしてきました。

 

正攻法で考えて駄目なら、この思考のほうが正解に近づけそうです。

 

ヒソカは奇術師 、そして最悪のケースで想定する。

 

これを前提に考えるなら、答えはおのずと絞られてきます。

  

奇術師らしく正面から堂々と正規の手続きで入船。これです。

 

つまり正解は1.本名で乗船

 

「お前は何を言っているんだ?」

格闘家ミルコ・クロコップみたいな顔になってる皆さん、確かに上記では一番無いだろうと思いましたよ。

 

でもね

 

  「余人がありえない!と思うからこそ実行(やる)。」

 

実にヒソカらしいと思いませんか?もちろん細工はしてます。

 

 

なので正しくは本名(実在する他人になりすまし)で乗船

 

 

というかこの乗船方法を考えついた瞬間、思わず鳥肌が立ちました。

 

やっぱり冨樫先生は天才だと。

 

あの怪我もこの為の伏線にしたの?と。・・・るろ剣の般若だこれ!

  

るろうに剣心』に登場した御庭番衆の般若と言えば勘の良い人はピンと来たはず。

般若はどんな顔にでも変装出来る様に自分で鼻を削ぎ、頬骨を砕き、唇を焼き、顔を平面化させてます。

 

ヒソカも天空闘技場で負った怪我で鼻と上下の唇を失ってます。凹凸の無くなった顔は自分の念能力で元の顔を再現してる事から考えて、これ他人の顔でも再現可能じゃないですかね?文字通り怪我の功名だけど

 

自分の顔は失った部分だから再現できるけど、他人の顔だと難しいって思いますか?

 

ひとつ簡単な方法があります。

 

 殺した相手の顔を”伸縮自在の愛”で型取りして自分に被り、”薄っぺらな嘘”で加工してやればあら不思議、なりすまし成功です。死体の処理も海に捨てるだけ。ね、簡単でしょ?

 

発想がホラー映画『テキサス・チェーンソー』みたいで怖過ぎる?でもほら最悪のケースを想定をしないと。ヒソカの既存の念能力の応用でSFXの特殊メイクと同じ事をやるわけです。

 

”伸縮自在の愛”+”薄っぺらな嘘”の合わせ技

 

能力名は” 貌の無い隣人(フェイス/オフ”と勝手に仮称してます。

中二っぽい名前にルビは昔観たSFサスペンス映画からとりました。

 

  

出航前に乗船リスト入手して、なりすます本人殺して顔奪って乗船。

 

いくら顔が同じでも無理があるって?まだ続きがありますよ

 

ヒソカの失った左手の指に殺した相手から奪った左手の指を”伸縮自在の愛”でくっつけて”薄っぺらな嘘”で加工してやれば左手も完成、指紋も完璧です。

 

乗船時の本人確認がiPhoneXのような顔認証システムiPhone8のような指紋認証システムならこの方法で騙せそう。文明の利器を逆に利用するんですよ。

 

これで正面から堂々と正規の手続きで乗船し尚且つ、IDカードも発行してもらえます。

 

ここまでくれば上流階級の乗船客は逆に疑われにくくなるというメリット付き。

 

 

そして、この能力の怖いところは乗船後も同様に被る顔を換えれるわけです。乗船時は間違いなく本人だった。けれど数時間後は外面だけ本人で中身はヒソカかもしれないという恐怖。

 

まさに人の皮をかぶった悪魔!

 

 

そして奇術師(マジシャン)がよく使う手口に”ミスディレクション”というのがあります。

 

ミスディレクション・・・心理的な意味合いでは「不注意による見落とし」

 

見えていてもそれがヒソカだと認識できなければ、見えていないのと同じ

 

船内に潜む時の顔、移動する時の顔など使い分ければ、上記で不可能に近いと書いた”広い船の中を誰にも見つからず、旅団を狩る”も可能になります。

 

もしかしたら天空闘技場でやられた事(群衆に紛れて攻撃される)の意趣返しの意味も兼ねているのかもしれません。念能力もそうだけどなんて粘着質な奴なんだw

 

 

あと幻影旅団や船内マフィアは190cmの男で探しているけど、これもミスディレクションなんじゃないかと。

天空闘技場でヒソカは顔と左手の他に右膝から下も欠損してます。その後は念で足を構築してたけど、もしこの念足の長さって変えれるならもっと解らなくなります。シャルナークと戦った時のように念足のみの一足移動も出来るなら、条件付(丈の長いスカート、袴、マント等)で手足の長さのバランスを隠して念足を軸足にして立ち、身長を縮めたり伸ばしたり出来るなら脅威です。顔と身長を変える相手を20万人から探すの不可能に近いもの。

 

 

 

ただ団長が盗んだ能力の中には、他人に擬態したヒソカを探す方法居場所も特定されかねない懸念事項があったから、乗船前に摘み取ったんじゃないかなと。

 

ヒソカが1度死ぬ事になった原因の能力、100%未来予知

 

”天使の自動書記”(ラブリーゴーストライター)の持ち主ネオンを殺したのもヒソカじゃないか?と疑ってます。直接か間接的にかはわからないけど。

 

念能力の持ち主が死ぬと盗んだ能力も本から消えるって条件は天空闘技場でもヒソカに話してましたし。(但しこの会話が死ぬ相手だから話しても問題ないと思ってたのなら夜神月並みの大失態)

 

団長の本がデスノートならリューク役はヒソカですよ

 

用意周到すぎる?いやいや、彼は基本”気まぐれで嘘つき”ですよ「闘う時相手と場所を選ばないことにした 旅団は…ね♪」とか言っておきながら

 

同じ轍を踏まないようしっかり乗船前にコルトピとシャルナークから選んで殺してますからね

 

 

うーん、考えれば考えるほど作者の術中に嵌ってる気がします

 

 

 「タネがわからないから驚く・・・奇術の基本だ♧」

 

   これは天空闘技場でヒソカが言った台詞ですが、本当にヒソカの仕掛けた奇術のタネ明かしが今から楽しみでなりません(*´∀`)

 

 

長くなったのでヒソカが何階層に居るのか?を考えるのはまた後日